同級生の結婚式
まぁ誰しも母校には思い入れがあるものかもしれないけれど、私も高校には結構な思い入れがある。高校時代のどの瞬間を思い出しても、今では綺麗に蘇る。クラスの友達も部活の仲間も、皆みんな大好きだ。

そんなわけで、先週末は仕事を休んで高校の同期の結婚式に参加するため神戸へ。ブライダルシーズンの11月は前日もビッシリ仕事で、そんな中、たまたま参列してた、これまた高校のクラスの友達に偶然にも出くわす。私は目があった時、少々戸惑い声をかけていいものか迷ってしまう。
名前がすぐに出てこなかったのもあるが、相手がすごく綺麗になっていたから。私の高校出身の人って、芸能人みたいなド派手なオーラこそないけれど、知的な雰囲気漂う気品ある美人が多い気がする。
そのまま言葉を交わさず、歌っていると式が終わって向こうから
「UFOだよね?いつも歌ってたUFO!」
と声をかけてくれた。彼女は続ける。
「綺麗になってたから、最初違うかなーと思ったんだけど、声聴いたらすぐわかったよ〜!」
10年ぶりの再会が心底嬉しい。そして・・・“綺麗になってた”というフレーズが私の頭の中をこだまする。
よくよく話を聞いてみると彼女は薬剤師さん。すでに結婚し、ただいま妊娠中らしい。

神戸で結婚式を挙げる友達も薬剤師さん。実はこれまた10年ぶりの再会である。やっぱり美しくなっている。当時の幼い感じはもう残っておらず、落ち着いた端整な顔立ちになっている。
そんな彼女も私に言ってくれた。
「UFO、ワンピース姿かわいいよ〜。一際目立ってるよ〜」と。
この際、ワンピースが可愛かろうが、自分が可愛かろうが、どっちでもいい。私は天にも昇る気持ちである。こんな惰性で生きている私を、この2日間で10年ぶりに再会した2人に褒められちゃったなんて・・・(/∀\)イヤン!

・・・とそれはさておき。皆、美しくなって、仕事もちゃんとして、新しい家庭を作っていく。なんだか、取り残されたかのような漠然とした不安と、彼女たちにはない人生を歩んでいるキャラ勝ち(?)感という、相反する想いの狭間に私は揺れる。
披露宴での歌の披露は、皆とても喜んでくれた。新郎新婦はもちろん、会場にいた人たちが、終わってからも「素敵でしたー。鳥肌立ちましたー。」と声をかけてくれる。司会者の方も「今度お仕事お願いしたいんですが・・・」と名刺を持ってきてくれた。一緒に座ってたテーブルの人たちの私を見る目が、歌った前後で変わるのを感じた。

堅気の職についている友達たちは決まって言うのだ。
「UFOみたいに才能で生きてるのが羨ましい」と。
でも私は知っている。こんなフリーランスで、デンジャラスな仕事、自分らでは絶対やりたくないんだろうよ( 一一)・・・と。
深夜まで毎日働いたって、プライベートが全くなくたって、その安定した収入と自分のキャリアがしっかりついていくことに、酔いしれてるんだろうよ・・・と。そして私は唯一身近にいる、危険な橋を渡り続ける子猫で、その様子を端から他人事のように見てるのがすきなんでしょうよ・・・と。

おっと。またいつもの悪い癖。幸せを垣間見るとちょっとひねくれちゃうのよね、私(-。-)y
いえ、でも皆、自分の心の安定を求めて、自分に何が必要で、不必要なものが何なのか、知らず知らずの間に自覚し、その中で人生の選択をしていく。これまで選択してきたものが正しかったと確認、または正当化し、これからの選択に間違いがないように慎重にしっかりと見極めていく。
だから私にとって、やっぱり歌は選択しないという選択はないはず。人からなんと思われようが、自己満だろうが仕方ない。

そう。友人の挙式でそんなことをまた考えちゃった。今頃、彼女らは新婚旅行かなぁ♪いつまでもお幸せに〜!!
【2007/11/07 23:37 】 | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)
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