手料理朝ごはん
秋の朝は気持ちがいい。外が明るくなってくると、次第に気持ちがわくわくしてきて、今日はどんな一日にしよう♪と頭がいろいろ考えだす。そして、お腹がすいてハタと目覚める。(どんな朝だ!?)
そんなわけで、私は早朝からちゃっちゃと朝ごはんを作り始める。一日一回、朝しか食欲が出ない私は、自分で作った自己満朝ごはんをモリモリ食べる。
たま〜に、これはお世辞でも美味くない作品にであう。が、手料理のすごいところは、自分で作ったものなら、どんなにマズいものでも、「美味しい」と思えてしまうところだ。あまり料理をしない友達さえ、「こないだ自分で味噌汁作ったらさ〜。別にだしからとったわけでも、ネギを刻んだわけでもないのに、めっちゃ美味ぇ!と思ってね〜。やっぱ自分で作ると感覚が違うわ」なんて言っていた。
これが、外食や他人が作ったものだと違う。自分の舌にあわないもの、美味しいと思えないものは、ちょっとでも胃の中に納めたくない。けど、不思議なことに、自分の手料理だけは、パクパク食べてしまえるのだ。自分の作ったものは自分で責任とろうと思ってるからなのか、自分で作ったものだから、我が子のように愛せてしまうのだ。

もちろんそんな料理を他人に食べさせる勇気はない。というか、私は自分が作ったものを人に食べさせたいとは思わない。
よく「胃袋つかまえたら、男は早く落ちるよ」とか、「相手がいたら料理するけど…彼氏のいない今は一人分なんて作る気にならない」って話を聞くけど、私は、別に料理で男を落としたいなんて思ったこともなければ、私が料理するのはあくまで自分の料理を自己満足のために作るだけで、相手のために作ろうっていう動機がわきおこったことは一度もない。

私はこの辺からも、所謂ふつーの女の子とは違うんだな…って思って、ちょっと空しくなる。ある女の子が言ってた。
「私、自分が作ったものを彼に食べてもらうとき、隣にぴったりと座って、食べるのを見て『美味しい?美味しい??』って何度も聞いちゃんですよ。ウザいですよねぇ〜(笑)」と、はにかみながら話した彼女は、、、やっぱり可愛かった。私が男だったら、たまらんだろうなぁ〜と思った。
・・・が、私にはできない言動だ。

料理なんて、人によってだいぶ美味感覚が違ってくると思う。私が美味しいと思っても、他の人まで美味しいと思ってくれるとは限らない。
「彼女の作る料理は、どうも自分の舌には合わないけど、なんとかだましだまし食べてる」という友人もいれば、「奥さんの作った味噌汁から、ちゃんと切れてない長〜いワカメが出てきて参ったよ」という旦那さま。はたまた辛いカレーが好きな夫の食べるカレーは、妻の作った激甘カレーで口に合わなかったと振り返るバツイチもいる。「私の作るものはたいていうちの旦那は好きじゃないものが多いのよ。だから、自分の好きなものは自分でたべて、旦那の好きなものは、また別に作ることもあるのよ。」って言ってた奥様の話も思い出す。

万人が美味しいと思える、すご腕の持ち主ならまだしも、私は自分が食べたいと頭の中で創造したものを、実際につくる、かなりの自己満創作料理人だ。そして何より、気ぃ使い屋さんだ。自分の手料理を人に食べさせた暁には、「美味しいと口では言っていても、本当はどう思ってるんだろう。口に合わないのに無理して食べてるんじゃないかしら…」と、わざわざ心悩ませるのが、心底嫌なのだ。そんなことで、気を使うくらいなら、「美味いわ、この料理。私天才…?」って、一人ほくそ笑んでた方が明らかに幸せな時間なのだ。

そんなこんなで今朝作った、初挑戦のそーめんチャンプルー見事に撃沈した。特にレシピも見ず、テキトーに自分の中の料理の創造感覚から手際よく作ってみたものの、イメージとは違うものに仕上がった…(-"-) 味が濃すぎたので、マイルドにするべく上から酒やら胡麻やら、味を中和するものをどばどばと注入したら、今度はなんだかよくわからない味になった。
そんなわけわかめな料理でも、なんだか愛おしいと思えちゃう手料理朝ごはん。何が失敗だったのか、ネットで作り方を見てみたり(←作る前に見ろよ)、義姉に助言をもとめてみたり。私のソーメンチャンプルーはきっとこれからも進化し続けるだろうと思う。
そして、「私、うまくなったなぁ〜」って、一人満足げに、自分の料理の腕を自分で褒めるだろう。

そんななんだか切ない、アラサ―独身女性の秋の朝・・・(*^^)v嗚呼。
【2009/10/09 07:20 】 | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)
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